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チルル・パワーストーンの声を聴く石屋さん

チルル

自分には無いものを、人が持っているような気がするとき

ライン

自分には無いものを、人が持っているような気がするとき

雑談

『赤髪の白雪姫』という漫画を読んでいまして( *´艸`)

心に響いた会話がありました。

兄『俺は、お前に無いものを持っているように見えるか』
弟『・・・(無言で頷く)』
兄『じゃあそれは、お前が必要としなくても、いいものだ』
兄『持てるものは、他にあると思わないのか』

******

他人が持っている性格や感覚、知性や人脈、血筋や財産、そういったものが、羨ましく・・自分のことを、弱くて、ちっぽけで、空っぽ、無力に感じられ、その人に追いつくには、途方もない気がする

そういう経験、私は、あります。
むしろ、20代までは、それしかなかった気がします。

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あれから何年も経ち、この会話の深さが理解でき、お兄さんに共感できるようになりました。

ここに至るまでの道のりで、培った信念は、『他人と、自分を比べない』ということです。

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今となっては幸いなことに、家もお金も仕事も失ったことがあり、相談する相手もいなくて、他人と比べてると、自分が残念過ぎて、生きていけない期間をもらいました。
失うものもないし、何もしなければ死ぬしかないけど、Yuには生きてほしいし、やってみるか、そういう若干の投げやりで前向きな気分もありました。

生きていくためには、他人の評価や価値観や先入観を気にしない、いま、自分にあるものを活かしていくしかない経験でした。

相談する相手はいないので、自分の心と向き合うしかありませんでした。
そのお陰で、主護霊たちとの繋がりは深く太くなりました。
※当時は、それが、主護霊や神さまたちとは思いもせず、自分の妄想だと思っていました。

当時は、何とか前向きに解釈をして、生きていくことに必死で、ただ同じような毎日の中に、ちょっとずつ希望の変化を見つけだすこと、Yuの存在だけが、支えでした。

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当時を振り返り、今までを振り返ると、この漫画のお兄さんが言うとおりでした。

必要なものは、必要なときに、必要なだけ、与えられる

だから、

そのとき、持っていないものは、必要としなくて、よいもの

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もしも、あのとき、あの状況でなければ、失ったものや、持っていないものを気にして落ち込むだけのお金や時間の余裕があれば、いつまでも、他人と比べて、他人の価値観や評価、感情や言葉を気にする私のままだった。主護霊との繋がりは細いままだった。Yuがいなければ、生きてはいなかった。今の私はいなかった。

あのときが、あって良かった。

魂の成長のために与えられる課題は、人間的には、初めは、辛くて悲しく苦しい。でも、いつかは ”よかった” という感情を持てるようになりたい、と自分を励まします。

”与えられた出来事を、花束にして返したい”

渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」という本か、他の本に書いてあったのか、忘れてしまいましたが、いつからか、私も、与えてくれたことを、神さまたちに花束にして返そう、心に思うようになりました。

******

当時、毎日のように、何回も、人が持っているもの、いいな、って、私もほしいな、ズルいな、なんで無いんだろう、って、心に浮かびました。ちょっと道を歩けば、幸せそうな親子、カップル、裕福そうな人、見つけることは簡単でした。

その度に、何度でも、自分に言い聞かせました。
『思っても何も変わらない。できることをしよう。』

毎日の終わりに、今日できたことを思い返すことが、残念な自分を、残念じゃないよ頑張ったじゃん、と励ます唯一の方法でした。
資格の勉強をした
昨日より、笑顔でいられた
朝早く起きられた
空が綺麗なことに気が付いた
ちょっとしたことを探しました。

こういうことは、今でも思うし、思えば、同じように、自分の心を対処しています。

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当時、目に見える財産は、Yuの存在と預貯金77,744円・・・でした(´ー`)少なっ!(‘Д’)

そんな時、パートで働いていた事務所の所長のブログで、一つの考え方を目にしました。それがやけに、心に響いて、”目に見えない財産” という価値観を培いました。

・努力家
・打たれ強い

はじめ、たった2つしか思い浮かばず。
私ってほんと何にもないな、ほんと、空っぽだな、生きてるのは辛いなと思いました。
でも、目に見えない財産なら増やせる気がしました。

元手がなく、自分だけで増やせることって何だろう?と考えました。Yuを、眺めていて、正直に、言いたいことを言ってくれることが、気分いいことに気が付きました。
そこで、心を偽ることを止めました。残っているものは心だけだなと思い、じゃあ心を守ろうかと、他に失うものもないし、心を守らないと、死んじゃうしな、と思いました。それからは、正直に言うこと、心を重視することにしました。

心を重視する、それは、心の中に既にあるもの探しだったと、いまの私には分かります。心に、これは好き?イヤ?どんな風な自分になりたい?って問いかけていました。

徐々に、目に見えない財産が、増えていきました。

・努力家
・打たれ強い
・正直
・明るい
・笑顔

そうやっている内に、目に見える財産が増えました。

・正社員の給与収入
・エアコン(なかったんです・・(/ω\))

そして、なんとなく気が付きました。

目に見える財産は、目に見えない財産の延長線上なんだなって。

 

そして、目に見えない財産の反対、目に見えない負債という価値観を持つようになりました。目に見えない負債は、現実にとっても、負債だという信念を培いました。

その想いに至ると、人に合わせるのが、無性に面倒になって、どうせ(!ゴメンナサイ(´・ω・`))助けてくれるわけでもないし、なんで合わせてるんだろう?と思い始め、相手の顔色を窺ったり、態度を気にしたり、言葉に傷ついたり、そういうの無駄じゃない、と心底思いました。そんなこと気にして、自分の心に蓋する自分にうんざりして、そういうことが必要な人間関係も面倒になり、止めました。そういう知人や友人なら、いらないや、って。

人としての当たり前のことはしました。
相手が無視しても、挨拶は笑顔でしたし、自分のために、礼儀は守りました。
ただ、心のままに付き合えない相手の為に時間を割いたり、深く付き合ったりすることは、必要ない、無駄だ、そういう信念を培いました。

周囲と軋轢が生じるかと心配したとおり、今まで私が、合わせていた相手は離れていきました。中には、明らかに悪口を言う人も、居ました。でも、そういうの、メンドクサイから要らないや、って、思う自分がいました。傷つくことがあっても、じゃあ、ずっと続けるの?と自分の心に聞けば、Noでした。
一方で、私に好意的に接してくれる人も、増えました。手を差し伸べてくれる人、出会いが増えました。

その傾向は、正直になればなるほど、心のままに表現すればするほど、顕著になり、心も軽くなりました。
ときどき、何もしていないつもりでも嫌われることはありますが、それは相手に合わせていた時もあったと気が付けば、どうってことない、です。

******

自分がもっていないものを、人が持っているような気がするとき、私たちは、目に見えるもの同士を比べて、なんだったら、絶望します。

でも、もし、相手が持っていて、自分が持っていないものがあって、本当にそれが自分に必要だと思うのであれば、与えられます。

じゃあ、どうやって、与えてもらうか?

私のideaは、こうです。

相手が持っている目に見える財産をもたらす、目に見えない財産のうち、マネできることを真似する。

実際に、私は、この人は”素敵だな”と感じた相手の素敵の根本を探って、真似できそうであれば、自分なりに、真似をしてきました。

そして、気がついたら、そうなっています。

******

自分はお金がなくて、人はお金を持っているような気がするとき

どうしましょう?

もし、その人みたいにお金が欲しければ、真似をすることです。

できない??

そうかな、出来ることはないですか?

例えば、決断が早い、行動が早い、笑顔、正直、知識が豊富、とか。

でもね、もし、本当に、そのために出来ることがないのだったら、最初の会話を思い出してみてください。

兄『俺は、お前に無いものを持っているように見えるか』
弟『・・・(無言で頷く)』
兄『じゃあそれは、お前が必要としなくても、いいものだ』
兄『持てるものは、他にあると思わないのか』

あなたを支援する存在たちが、同じことを言っている声が、聴こえてきそうです。

******

Yuの同級生に、女の子の髪の毛抜く、殴る、障害もある男の子がいました。
当時小学1年生。

その子が、私のことは好きだったみたいで、たまに、まともに話をしたり、説教したり、していました。

ある日、男の子が言ったんです。
『おれって、ばかじゃん?だからさ・・・』

はっ?何言ってるの?と思って、即答で応えました。
『え、そんなこと、かつて1度も思ったことも考えたこともない。むしろ、地頭いいよね?』

それを聞いた、男の子は、心底驚いた顔をした後、とても嬉しそうでした。
それを目の当たりにして、そっか、この子は、誰からも認められずにいたのか、と感じたのを覚えています。

それからしばらくして、男の子が、公園にいたので、話しかけました。
『最近は、暴力ふるってない?』すると
『そんな、かっこ悪いこと、しねーよ』
『えっ、すごいじゃん!!』
少し得意げだったのが印象的でした。
成績も上がって、親しい友達も出来たと、教えてくれました。

その後、私たちは転居したので、男の子がどうなったのは知りません。

でも、ほら、この男の子は、自分の中にあった”目に見えない財産”に気が付いたことで、少し現実が変わったと思いませんか?私は、そう感じました。

この子が気が付いた財産は、
自分は馬鹿じゃない、頭も悪くない、自分は満更でもない、そんな雰囲気、認めてくれる人がいる、生きていていいんだ、そういう感覚。

大人になった私たちも、見つけることができますよね。そういう感覚、それもまた目に見えない財産で、あなただけ持てるもの。

・・・チルルMumのideaです(*´▽`*)

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ところで、今日は新月!!

昨夜は、急に、Yuが『模様替えしたいから、手伝って』と言ってきました。
夜中の23時まで、Yuの部屋の模様替えをして、床を拭き掃除しました。

私からすると、魔窟だった部屋が、すっきり波動が上がりました。ついでに、家の波動も!

気が付いたことが、一つ。

2人とも、枕の向きが、北枕。

2人とも、模様替え前は、西枕。たぶん、その前は、2人とも、東枕だったような。。

相談したわけでもないのにw

新月を前に、自然と・・たまたまかな~。
どちらにしても、とても落ち着いて、気分良く漫画が読めるし、よく眠れるようになりました(*´▽`*)

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そうそう、出雲の勾玉、自分の心に既にあるものに気が付くことを援けてくれますよ。←みんな、思い出して!! チルル、ストーンショップだから( *´艸`)

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